看護部の職場紹介

外来

当院の外来では14科の診療科が患者さんの診療を行っています。
受診される患者さんの約35%は75歳以上で一人暮らしの方も多くおられます。
患者さんが安心して受診していただけるようにスタッフ一同親切で丁寧な対応を心がけております。
心配なこと、相談事がございましたら看護師にお気軽にお声かけください。
また正面玄関から入って左側に患者サポート窓口を設置しております。各部署と連携をとりながら患者さんや御家族からの相談に対応し、支援を行っています。

昨年は二次救急指定病院として約1600件の救急搬送を受け入れました。
地域に密着した医療を行い、多職種との連携により地域の方々の健康を守り、皆様に選んでいただける外来を目指していきます。
 
内視鏡件数 :5806件(2022年度)(上部内視鏡4810件 下部内視鏡996件)

S棟2階病棟

S棟2階病棟の食堂からは源兵衛川を望むことができ、四季折々の風景を楽しむことができます。

私達の病棟には、高齢者に特有の誤嚥性肺炎や心不全、消化器内視鏡治療が必要な疾患を持つ患者さんが多く入院されます。患者さんの背景は、長年病気と向き合いながら生活されてきた方、突然の体調不良で入院を余儀なくされた方など様々ですが、どなたも、日常生活から離れ、不安や苦痛を感じて入院されます。私達は、不安や苦痛を和らげることができるよう、患者さんに寄り添い、思いを汲み取り、持てる力を引き出す看護を目指して日々切磋琢磨しています。

また、高齢の患者さんが多く、「生きる」を支える伴走者として、患者さんとご家族の意思を尊重し、多職種で話し合いを重ね、患者さんとご家族の意思決定のお手伝いをさせて頂いています。病棟スタッフは経験・年齢ともに様々ですが、個々の強みを活かしつつ、常に「患者さんのために」を念頭に、チームワークの良い、安全で活気ある職場を目指しています。

S棟3階病棟

S3病棟は日差しが四方から明るく注がれ、食堂からは、源平衛川や箱根の山々を一望できる病床数56床の病棟です。主に消化器外科・耳鼻科・整形外科を中心とした手術を必要とされる患者さんが多く入院され、患者さんの年齢も小児から高齢の方まで様々です。

患者さんが安心・安全に手術に臨めるよう関わり、患者さんの持てる力を十分かつ最大限に引き出し、快適な療養生活を送れるよう援助をしています。また、多職種チームと密に連携し早期に生活の場に退院出来るよう取り組んでいます。

スタッフは頼れるベテラン看護師から子育て中の看護師、笑顔あふれる新人看護師まで様々です。皆で情報を共有し、チーム一丸となり、患者さんやご家族の回復の手助けとなるよう笑顔を絶やさず看護実践を目指しています。

A棟3階 地域包括ケア病棟

A棟3階病棟は、これまでの療養病棟から病棟機能を変更し、2018年8月に地域包括ケア病棟として、新たなスタートを切りました。

急性期治療を終え、ご自宅や施設へ退院するためのリハビリをしたり、在宅療養中の患者さんの体調悪化等に対応させていただく病棟です。患者さんが、地域の中で安心して暮らすことができるよう、医師・看護師・理学療法士・退院支援担当者(看護師または社会福祉士)・薬剤師・管理栄養師等による医療チームがご自宅や施設への退院をサポートさせていただきます。

地域包括ケア病棟における看護の特徴は、患者さんの生活を視る看護の視点を持ち、患者さんの持てる力に着目することです。その持てる力を最大限に活かして、患者さんの生活の自立に向けた看護を行います。当院の看護部は、ナイチンゲールが提唱した看護の原理に基づいた看護を行っています。患者さんのその人らしさを大切にし、これまでの生活にできる限り近づける、または、失われた身体の機能を補い、退院後の生活を想定し、自立に向けた生活の中でのリハビリを行います。

新たな役割を持つ病棟として、日々研鑽しつつ、チーム一丸となって患者さんやご家族のお役に立てるよう、日々の看護に取り組んでいきます。

A棟4階 療養病棟

A棟4階病棟は、患者さんの長期療養を目的とした45床の病棟です。一般病棟で急性期治療を終えた院内からの転棟の他、地域との連携を図り近隣のご自宅・施設・病院等からも患者さんを受け入れています。
私たちは、長期の療養生活の中でその人らしさを大切にし、患者さんやご家族の思いに寄り添ったケアの提供を目指しています。その為には、ナイチンゲールの看護覚え書きを手本にし、療養環境を整え、患者さんの持てる力に視点をあてた癒しのケアを届けられるようスタッフ一同取り組んでいます。
日々の生活の中では、食堂から雄大な富士山を眺めたり、源兵衛川の清流や草花を愛でながらの散歩、お誕生日のお祝いなど、ご家族も一緒に楽しめるイベントや、タクティールケアなどの手を使った癒しのケアの充実を図っています。
さらに持てる力に着目し、食べられる可能性のある患者さんには摂食嚥下機能訓練を実施し、施設やご自宅への退院を支援しています。
また、人生の最終段階にある患者さんへは意思決定支援に基づき患者さんやご家族を支え、その人らしいお看取りが出来るよう取り組んでいます。
幅広い年齢層の看護師が、個性豊かに輝き、看護するやりがいや喜びを感じながら互いに成長できるよう、笑顔とチームワークをモットーにこれからも精進して参ります。

手術室

当院の手術室における2019年度の手術件数は全身麻酔や局所麻酔を含め、外科・整形外科・耳鼻咽喉科・脳神経外科合わせて約1100件でした。

麻酔科医は常勤3名で、夜間はオンコール体制をとっており、24時間緊急手術にも対応しています。

手術前には、手術室の看護師が患者さんの病室を訪問し、手術室での流れを説明します。その際には、患者さんの不安が少しでも軽減できるように患者さんに寄り添った看護を心掛けています。

手術室は少人数の部署であり、麻酔科医も含めほぼ毎日同じスタッフと顔を合わせるので、スタッフ間のコミュニケーションが取りやすく、チームワークがとても良いのが特徴です。これからも患者さんに、安心安全な看護を提供できるように努めて参ります。

 
手術件数  :1247件(2022年度)

各部門紹介