三島中央病院の手術室は2階にあり、4室に区分けされています。手術室3室、血管造影室1室です。手術はここで行われます。 写真1が入口です。ここを入ると、左手に手術室がひとつ(写真2)、さらに血管造影室です(写真3)。
先に進みますと、整形外科が主に使用している部屋があります(写真4)。
正面には大きな部屋が見えます(写真5)。
ここは外科、耳鼻咽喉科、脳神経外科などが使用します。
もし当院で手術を受ける場合、この順で視界に入ることでしょう。
当院の診療科は全て手術室を利用できます。大手術から小手術までです。定期手術は、午前9時に手術室に入ります。
午後の手術なら1時です。
全身麻酔が必要となる大きな手術では、原則として前日には入院しています。麻酔科医が訪問して、麻酔の流れ、注意事項の説明、質問への応答などをします。場合によっては手術室で確認します。この時、麻酔方法の最終決定が行われます。
病棟からベッドまたは徒歩などで手術室に入ります。点滴から麻酔薬を入れ、全身麻酔が始まります。1分程で眠くなります。また、手術内容により、背中からの麻酔のこともあります。手術が終了すると通常は10~15分くらいで覚醒します。十分な監視の元、病棟に戻れるように判断出来たら、元の部屋に帰ります。病棟では酸素マスクをしますが、多くは既にお話が出来ます。
皆さんは手術後の痛みが心配でしょう。全く無くすることはできません。鎮痛薬が多すぎても体調不良を来すからです。
でも、一番痛いのは手術が終わり、全身麻酔から醒める時だと言われています。
当院の麻酔科はここに焦点を当てて麻酔管理を行っております。
病棟での集中治療への参加、入院患者さん中心に専門性を活かしたペインクリニック治療、病院内外での教育活動に力を入れています。
医長 青山 真理子
<専門分野>
麻酔科全般
<学会>
日本麻酔科学会
<専門医・認定医>
麻酔科専門医
部長 山口 晃
<専門分野>
麻酔科全般
<学会>
日本麻酔科学会
<専門医・認定医>
麻酔科専門医