恒例の流しそうめんを行いました

 7月25日と26日に、ラ・サンテの夏の恒例行事になっている流しそうめんを行いました。7月の初めに職員が山に(許可をいただいています)竹を取りに行くところから始まり、中頃に流しそうめん様に加工し、当日の朝に設置するという大変な準備が必要な行事です。それを二日間行うため職員の数も増やさなければならず、正直毎年続けていることが不思議なくらいです。しかしながら「今年はやめよう」という意見は職員からも一切出ず、むしろ「来年も必ずやりたい」という意見しかでてきません。こんなにも利用者さんが喜んでくださることを実感できる行事は、他にはないと思えるほどの反応があるからです。長さ20メートル以上の大掛かりな流しそうめんをご覧になった時は、みなさん子供に戻ったようにはしゃいで「これ本物?」「こんなの初めて見たよ」と驚いて下さいます。席に着かれると目の前の竹を流れる水と、南部鉄の風鈴の涼しげな音に、蒸し暑い夏の中の涼を感じていただけます。流しそうめんがはじまると、「さっきお昼を食べたから…」とおっしゃっていた方が一番最後までそうめんをすすっていたり、普段食が細くてあまり召し上がらない方が立ち上がってそうめんが来るのを待ち構えていたり、職員が想像できないほどの驚きを目の当たりにすることができます。季節を感じながらの屋外での食事、目や耳でも楽しめる、利用者さんにとって五感をフル活用した最高の催しではないでしょうか?会話も弾み、素敵な笑顔でそうめんを持ち上げる利用者さんの姿に、「大変だけど、来年もまたやりたい」と思わずにはいられない行事です。

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