三島中央病院では2023年4月より保険診療における慢性疼痛外来をはじめます
筋膜性疼痛とは、筋肉と皮膚の間にある筋膜・靭帯・支帯・腱膜・関節包・傍神経鞘など繊維性結合組織(Fascia)に異常があるきに出現する痛みのことです。
この痛みにより、関節の動きに制限がかかります。これを無理に動かすことで、痛みが出現します。
具体的には、肩関節周囲炎 筋緊張性頭痛 帯状疱疹後神経痛 膝の疼痛 急性腰痛症 などの病気の多くが筋膜性疼痛といわれております。この病気に対し当院では専門外来を開設し、運動器リハビリテーションや注射により治療しております。
金曜日(不定休)13:30-14:00
完全予約制
電話予約 055-971-4133
正午~午後2時(12時~14時)…土日祝祭日を除く
保険診療にて行いますので、検査や処置により金額が異なります。
必ず健康保険証をご持参ください。
ア 急性発症した運動器疾患上・下肢の複合損傷
(骨、筋・腱・靭帯、神経、血管のうち3種類以上の複合損傷)、脊椎損傷による四肢麻痺(1肢以上)、体幹・上・下肢の外傷・骨折、切断・離断(義肢)、運動器の悪性腫瘍等のものをいう
イ 慢性の運動器疾患(関節の変性疾患、関節の炎症性疾患、運動器不安定症など)により、一定程度以上の運動機能及び日常生活能力の低下を来している方 または、上記病態の急激な悪化
ウ 症状出現から150日以内
(注意)
介護保険でのデイケアサービスやリハビリを行っている方や、医療保険で他の保険医療機関や整骨院のなどでリハビリを行っている方は対象外となります
残念ながら効果が望めない慢性疼痛もあります。
下記の病態には効果不十分な可能性が高いです。
治療効果がない場合は、診察やリハビリを終了とさせていただきます。
・線維筋痛症
・甲状腺疾患などの内因性疾患
・関節リウマチなど自己免疫性疾患関連
・骨や関節の変形が強い場合